再びウクライナ危機に思う

21世紀に再びハリコフ攻防戦が起きるとは思わなかった。
大国ロシアのプーチン大統領が、第二次世界大戦当時の独裁者と同じレベルの政治判断をしたこと自体が脅威である。
現代では、あまたの核兵器原子力発電所が存在し、危機レベルも当時の比ではない。
世界各国が揃ってロシア制裁を決めたのも、危機レベルがマックスだからだろう。

停戦合意の条件にウクライナの「非武装化」「中立的地位」や「クリミア半島のロシア領承認」「NATO加盟断念」とあるようだが、
停戦条件も一方的で、自国の都合を述べたものに過ぎない。

そもそも、戦争が起きている現時点でウクライナへ非武装化条件を突きつけるのは無条件降伏を意味するのと同じではないかと思われる。
ウクライナアフガニスタンなどと違い大平原の国家なので、ゲリラ戦にも適していない。
総力戦となれば、戦い方も荒っぽくなり戦死者も急拡大するのではないかと心配だ。

各国で凍結したロシアの資産は、戦争終結後もロシアには返還せず、ウクライナの復興資金や戦災被害者へ優先的に配布するなどの強い措置を取り、戦勝国であっても戦争犯罪国家であれば責任を取らせる世界的な枠組みを作る必要があるだろう。