アメリカはイランのカーグ島の軍事拠点を空爆したそうですが、かなり危うい攻撃ではないでしょうか。イランが湾岸諸国の石油施設を攻撃しだしたら、アメリカもタダでは済まないはずなのに、なぜそこまで高リスクな攻撃を行うのでしょうか。
この攻撃で市場の原油価格が益々高騰することになるでしょう。
一番の問題は長期化です。価格もそうですが、そもそもの石油在庫が不安視されるようになると、経済的混乱が起きる可能性が高くなります。
現実にガソリンや航空機燃料の価格は上昇しており、政府も石油備蓄の放出を決めるなど、具体的な影響が出ています。今後さらにずるずると悪化を続ければ、米問題と同じに、数ヶ月後には消費者行動に加え、企業も動き出し、一層の価格高騰は避けられないのではないでしょうか。
またホルムズ海峡は、世界の肥料市場にも大きな影響があり、農家の人が春で一番肥料が必要な時期に肥料が高騰して買えないと言っていたことが象徴的で、主要な中東からの肥料が入ってこないことで農業にとっても大きな打撃となるのです。
今後どう考えてもイランが簡単に停戦合意するとは思えませんし、現に今でもアメリカ、イスラエルがイランの軍事拠点を攻撃している中で合意に至るのはかなり先になるのではないでしょうか。
日本はピンチですね。とんだとばっちりで、この戦闘が一ヶ月後も続いていたら相当な覚悟が必要になるでしょう。日本自体には直接解決する方法がほとんど無いのも痛い所です。